I still love with you

好きなものを好きなだけ

Japonism

新アルバム japonismが発売されて1週間が経った。毎日のようにエンドレスリピートでアルバムを聴いている。アルバムを聞いた瞬間からドンピシャが好きだったからというよりツアーに入るからには完璧に曲を覚えて参加しなきゃという一種の義務感に駆られてる、といった方が正しいと思う。


WSなど各方面で今回のアルバム japonismのリード曲とも言える「心の空」が解禁されたときの衝撃はそれは計り知れないものだった。
キャーカッコいい!!今までにない!!なんてファンになりたてのような甘ったるい衝撃なんかじゃなくて、
え、これがリード曲……?といった呆然というかとりあえずショックが隠せなかった。
某アーティストの方に作詞、作曲を依頼したという特典しか見えない、リード曲には何かが欠けている一点豪華ものアルバムという感じが否めなかった。


余談になるが、私は前作「THE DIGITALIAN」が大好きだ。今でも変わってない。ライブの世界観含めアルバムを聞いた瞬間から世界に引き込まれた。
zero-gだってインパクトに欠けるものはあったけど、アルバムの世界観、嵐らしさを残しつつ新しいことに挑戦してる感じ。
そしてアルバムに含まれる曲たちに様々な要素を取り込みつつ、でもどこかで「DIGITALIAN」の世界は一貫していた。しかし強調はされていなかったように思う。チラリと色んなところに見え隠れしてるように。
なにより、ライブの始まり方、演出、ファンライト、セットリストの組み方。何もかもが「THE DIGITALIAN」だった。
Asteriskの始まりかたなんてもう全身が震え立った。
個人的な見解が大いに含まれているのは承知の上だか「THE DIGITALIAN」について語り始めると興奮して必要以上に語ってしまうほどとにかく大好きだ。


長くなってしまったが余談はこれくらいにして、何が言いたいのかと言うと
今作japonismは「和」が強調され過ぎている。今回のテーマが「和」なのはわかってるが、アルバムのどの曲を見てもそこに必要?ってくらい「和」のテイストを織り込んでいる。(もちろん例外もあるが。)
「和」をチラ見せとかそんなレベルじゃなくて「和!!」だった
そもそもそのテイストが好みじゃないってところは大きいんだけど、最初聞いたとき全然好きになれなくて、やっぱりデジ最強説☆
みたいな感じだった。

 


だけどおかしい。

 


曲たちを覚えていくうちにjaponismの曲たちが頭から全く離れない。
気がつけば口ずさんでる。
暇さえあればjaponismを聞いている。


そう、いつの間にかjaponismの世界観に引き込まれていた。完全に。
義務感のように聞いていたアルバムがいつの間にか私をjaponismの世界に引き込んでいた。
聞けば聞くほど「和」のテイストも気にならなくなって、まるでスルメみたいなアルバムだ。噛めば噛むほど的なね。


これはますますツアーが楽しみになった。
どう見せてくれるのか。
自分の中で後にも先にも「THE DIGITALIAN」を越えるライブはないんじゃないかってくらいデジが大好きだ。
だからjaponismがデジを越えることはないと思ってる。
だけどあの完璧に作り上げられた世界観を今年も見せて欲しい。


期待に胸が高鳴る。
楽しみにしたい。