I still love with you

好きなものを好きなだけ

2019年1月27日

まだ、5×20の備忘録を記憶の限りに書きなぐっている最中なのに。

 

こんなことになるなんて誰が予想したの?

 

2018年1月27日。

嵐が2020年をもって活動を休止することが発表されました。

活動休止。

 

 

これまで、私はNEWSの脱退も、SMAPの解散も、片足を突っ込んでそのリアルタイムで見届けてきました。

けれどそれは、ほんとうに片足を突っ込んだ状態で。まさに「嵐が資本」。そんな状態で見届けきたものとは全然違くて。

まさに当事者。

今現在、発表されて早半日が経とうとしており、会見すら終わったのに、まだ信じられていません。

 

突然の発表の心が全然追いついていなくて、友人とずっと電話をしていました。そうでないと、涙が止まらないから。友人と電話をしている間は、お互い辛いけどケラケラ笑ってられて、会見も電話しながら見たけど、割と落ち着いて見られた。一人になると、また考えてしまって。全然涙が止まらないのが現状。

 

正直、5×20ツアーが終わったら嵐はどうなるんだろう。フェードアウトしていってしまうのかもしれないなんて、勝手に思っていた部分はあった。けれどそれを感じさせないくらい、嵐は嵐のままだったし、5×20の挨拶では少し未来の見える話だって、ずっとついてきてねとか、嵐はずっと5人だからとかオタクが欲しい言葉をくれたから。きっとこの先も嵐は嵐で居続けてくれるし、嵐になら。嵐になら「永遠」って言葉を信じてもいいかなって少し思った。

比べるものではないのは承知の上だけど、NEWSの脱退だったり、SMAPの解散はオタクたちが想像できうる話であったし、それまで噂があったし、なによりそれはテレビ越しでも感じることができた。

だから発表されたとき、ショックは大きかったけど、「ついにか…」と少し悟ることはできた。

 

けど今回。「活動休止」なんて選択肢を選ぶなんて微塵にも思っていなくて。全然理解が追いついていない。だって嵐がいなくなる時は、嵐が喧嘩した時だけだって思っていたから。いつか二宮くんが言っていたけど、本気でそう思っていたから、まさかこんな形で、解散ではないにしろ活動が休止するなんて思ってもみなかった。

 

活動休止を発表したその日にファンクラブ会員に向けてメッセージを残し、その日のうちに活動休止会見を開くことを決めた嵐。

そこで語られたのは、活動休止となった経緯、ファンや関係者への言葉、嵐への想いだった。

 

活動休止となった経緯、智が自由になりたい、芸能界から距離を置きたいというものだった。それは2017年6月には5人でその話を始めていて、何度も何度も話し合いを重ねて、嵐自身も、事務所のスタッフも納得した上での今日だという話だった。

もちろん誰かを責めるとかしたくない、5人が好きだから。

 

でも、でも。なんでいまなの?

智、どうしてなの?

 

and moreの申し込みが始まるこのタイミングで、これから嵐のアニバーサリーを祝うというこのタイミングで。

 

会見で、嵐が「リーダーが矢面に立って、悪者に映るならそれは我々(四人)の力不足だ」とか、「全員が納得して、決めたこと」とか言ってたのは理解しているけど。

けど、オタクは嵐をずっと見続けていきたいと願っているから。こんな不謹慎なことを言ったらいけないのもわかっているけど。けどさとしがこんなこと言わなければ…。

と思ってしまう気持ちもやっぱりあって。

 

嵐には国民的アイドルで、日本の顔にすらなることもあって、本当に応援している人、期待している人が多くて。もちろんその背負っている期待や重荷は一般人には計り知れないし、きっと逃げ出したくなるくらいの重圧があるのは承知の上で。

もちろんその重圧や期待を押し付けて、縛り付けているのはほかでもなく、私たちファンなんだけど。

けれどそれすらも嵐は楽しんでるんじゃないかと思うくらい、仕事が楽しそうで。その重圧や期待で縛り付けられていることを理解したうえで「嵐」として立ち続けていると思っていて。

というか、それがアイドルの仕事だとすら思っていた。けれどそれはきっと、一般人の外野からみた固定概念みたいなものだったのかもしれないけど。

だから、正直その覚悟をもって仕事していると思っていたのに「自由になりたい」ってなんか悲しい。大勢のファンがいて、期待してくれている人がいて。それを裏切ってまで自由になりたいって、嵐を辞めてまで違う世界を見てみたいって。

 

 

確かにもともとさとしは、アイドルになりたくてなったわけでもないし。8周年付近まで嵐を辞めたいとすら思っていて。

でも、ハワイでもうもやもやはなくて、あんなに嵐でよかったって、泣きながら言ってたのに。そのハワイの数か月後には自由になりたいって気持ちがあったって。

すこし、いやだいぶ悲しい。

もちろん何度も言うけど、智を責めるつもりも責めたいわけでもないけど、けどあの智が流した涙はなんだったんだろうって、さとしの言葉は何だったんだろうって。悲しくなる。

悲しくなるけど、だけどやっぱり責めきれなくて、嵐が何度も、2年かけて話し合ったことに、一旦お休みするって決断を出したことに、悲しいけど、でもきっと休息も必要なのかなっていまは無理やりそう思ってる。

嵐が大好きだから、ずっと一緒に(勝手に)生きてきたようなもんだから、なかなか聞き分けのいいオタクになんてなれなくて。

 

 

嵐は、智が辞めたいと話した時期を明確に教えてくれた。何の意図があってかわからないけど、そのおかげで「この時期には…」とか「この言葉の真意は…」とは、深読みしたり、心情を照らし合わせてしまう。ワクワク学校でにのちゃんの誕生日をお祝いして、奥様運びに熱狂していた時にはもう嵐は智が辞めたいって話を聞いていて、「untitled」のツアーを回りながらその話を繰り返ししていて、ツアーが終わるころには活動を休止することが決まっていて、5×20で50公演行う要因の一つに活動休止があって。そのなかで行われていたレギュラー番組があって。

嵐のことだから何か意図があって、いつごろからって言う時期を明確にしてくれたのかもしれないけど、それも辛い話で。過去の映像を見たときに、そういう背景があったっていうフィルターで見てしまうのがとてもつらい。

なのに。嵐はそんな話が背景であったとは思わせないくらいいつも通りの嵐で。何にも変わらず嵐が嵐のままでいてくれて、嵐の嵐たるプライドやプロ意識、そして優しさや人柄を見た気がした。

 

 活動休止会見にも関わらず、嵐は黒いスーツとかかっちりした服なんかじゃなくて、これからレギュラー番組収録するの?ってくらいラフでゆるっとした服装。そして和やかに進む会見。とても、とても活動休止を宣言したアイドルたちの会見なんかじゃなくて。あの会見を見て、だれも活動休止を伝える会見だなんて誰も信じない。もちろん智を責める言葉は一つもなくて、笑いも起きるような和やかな会見。

嵐は会見でずっと、「これが嵐5人の総意」であることを示し続けた。

 

嵐は5人で嵐。誰か一人欠けたら嵐ではない。

 

これは今回に限らず、嵐がみんなでずっと言い続けてきた言葉。

今年の5×20の挨拶で何度も聞いたし、嵐自身がこれを強調しているように見えた。

だからこその今回の決断。

1人欠けるなら、4人で活動する意味はなくて。だったら、みんなで一度立ち止まる。

 

なんて嵐らしいんだろう。

 

ファンからしたら嵐は嵐であり続けてほしいし、欲を言えば同じ方向を向いて、スクラム組んで進み続けてほしいと願う。だからこそ、今回の決断は、ファンの衝撃やショック、不満、悲しみは想像を絶することを理解していたはずだけど、5人で立ち止まることを選んだ。

相葉くんが会見で、「違う方向を向いている人に無理やり同じ方向を向かせて進んでいくのは難しい。いつかまた同じ方向を向ける時が来たら一緒に進んでいきたいと思う」(めちゃくちゃ意訳)って言ってて。正直、さとしがいま、同じ方向を向くことができていないのがすごく悲しいけど。けど、いつか、また五人でスクラムを組んで夢の先の未来を見させてほしいと願う。嵐にはそれができると思っている。

 

 

 

私は二宮担だから、やっぱり会見でも二宮くんの言動に目が行ってしまうんだけど。

正直二宮くんはこの活動休止にまだ納得が出来てないんじゃないかと思う。優しい人だから、嵐が大好きな人だから、4人が決めたことならってきっと納得したんだと思うけど、表情か納得しきれてなさそうで、悲しくなった。

会見で、二宮くんは「(解散や活動休止を)考えていなかった」と話す。

私は、以前某週刊誌で結婚のことが報道された際に、「結婚出来ないなら嵐を辞める」といった記事があって。真偽は分からないし、私は今も当時もネタ記事だと思っているんだけど。けれどそういう話が記事として書かれたことがショックで。

だけど二宮くんは解散や嵐を辞めるなんてこと、微塵も考えていなかった。未来には期待せず、先のことは考えない、今が資本主義の二宮くんが、嵐だけはずっと続くと信じていたんだと思う。むしろ、さとしがどうにかして嵐としての活動を続けてもらうことはできないか、と最後まで相談したと言う。

活動休止でショックを受けていたにも関わらず、この言葉で、二宮くんは二宮くんであって、私の大好きな、嵐のことが大好きな二宮くんであることは変わりなかったんだと、不謹慎にも嬉しくなった。

けれど、それと同時に二宮くんの大好きな嵐が立ち止まってしまうことが悲しくて仕方がなかった。だからこそ、納得しきれていない表情で、本当は今も大好きな嵐が2年後に1度バラバラになってしまうことが悲しいんだろうな。

二宮くんの心の中は読めないけど、多分二宮くんは1度バラバラになったものは戻らないって考える人だと思っていて。同時に覚めた心も戻らないと考えている人だと思っていて。もしかしたら嵐も元には戻れないんじゃないかって思っているかもしれなくて。だけど大好きな嵐は残したいから、冷めてしまったさとしの心が戻らないと思っていても、なんとか嵐に残って嵐を存続する方法はないかと最後までさとしと相談したであろう二宮くんの心情を考えるととても辛い(本当に憶測でしかないけど

 

 

正直、嵐5人がテレビにいなくて、年に1回のツアーもない生活なんて、もう何年も過ごしていなくて。少なくとも毎週2回は嵐5人の姿を見ることができて、年に3、4回はCDが発売されて、常に嵐の音楽と触れ合っていてら本屋さんには必ずと言っていいほど嵐の誰かしらの表紙の雑誌が並べられていて、常に嵐の発信する言葉に触れていて、年に2回は嵐に会う機会があって、年末年始は嵐を見て過ごしていて、嵐を基準に回る生活があったりもした。

そんな生活が当たり前で、10年以上もこんな生活を送ってきて、青春は全て嵐に注いでいたのに、急に生活の中からあれしがいなくなるなんて、正直あらしと活動休止の文字が羅列されていても全然実感が沸いていない。

それだけ、私の中の嵐の存在は大きくて、大きすぎて受け止めきれていない。

 

きっと少しずつ、少しずつ実感が沸いてくるのかもしれない

 

解散ではなくて、活動休止。

正直、もしかしたら嵐は帰ってこないのかもしれない、そんな一抹の不安はぬぐい切れていない。

けれど会見で「まだ嵐を巻き起こせていない」って、「巻き起こせるよね?」とさとしに問う部分があって。正直今でも嵐を巻き起こせてないと思ってる嵐に脱帽したけど、まだ嵐を巻き起こすって思っている嵐に微かな希望を持ち続けたいと思う。

だからお願い、さとし戻ってきてね。

 

とはいえ、活動休止まで2年近くの猶予があって。この猶予は嵐自身というより、関係者の皆さんへの猶予であり、なによりファンへの猶予であると話す嵐。

どこまで優しいんだろう。

2年間5人で走り続ける嵐を見守り続けたいし、きっと嵐は活動休止を迎える直前まで会見のように、活動休止って嘘だっけ?ってくらい和やかで、笑顔でいるんだと思う。

 

会見で二宮くんは、「ぼくらが前向きになることで、ファンのみんなが辛い思いをするかもしれないから。前を向き過ぎずファンの子と向き合いながら楽しく2年間を過ごしたい」って言っていて。

二宮くんって恥ずかしがり屋だから、ファンを大切に思ってくれているのは分かっているけど、電波を通してファンの子目戦で考えてくれている姿ってなかなか見ることが出来なくて。それなのに、会見で言ってくれたこの一言は、ファンに寄り添ってくれていて、ファンのことも考えてくれていて。涙がまた止まらなくなった。

自分自身が嵐のファンだと明言するくらいだから、きっと私たちの思いみたいなのもきっと伝わっていて、だからこその発言なのかもしれないけど、これ程うれしい二宮くんの思いはなかった。

 

今回の活動休止の会見を見て、こんなにメンバーを思いやることができて、いつまで経っても、20年経っても「5人で嵐」であることが基本で、5人であり続けることを選んだ嵐。そんな嵐を好きになって良かったって心から思うし、まだまだ嵐5人と見たい景色があるから。

 

だから、2年間悔いがないように嵐を追いかけるし、活動が休止しても、嵐が戻って来られるようにずっと待ち続けたい。二宮くんの大好きな嵐が、またみんなの前に戻って来ることを、嵐の二宮くんとして私たちの目の前に再び戻ってきてくれることを願ってやまない。

 

これが今現在、2019年1月27日の私の気持ちであり、所信表明。

この先、未来なんて何があるか誰にも分からないけど、嵐はきっことの先も嵐でい続けてくれることを願っています。

 

"5" is my treasure nunber