I still love with you

好きなものを好きなだけ

Sexy Zoneの幸せを願って。

Sexy Zone tour2017"STAGE"

5月7日をもって全公演無事に終了ということで、全18公演お疲れ様でした。

 

今現在はてなブログで一曲一曲の思い出を備忘録として綴ってるんだけど、それより何よりオーラスを経てSexy Zoneへの思いが溢れちゃっているので今の熱量のまま今の思いを綴りたい。と言いつつもうあの日から2週間が経った。

 

5月7日。私は横浜アリーナにいました。

入場前から「薔薇」の噂はすでに広がっていた。そんな企画あったらいいななんて思ってたけど所詮噂、そんな程度に思っていた。

 

けど噂なんかじゃなく真実。5周年を銘打ったツアーラストでのSexy Zoneへのサプライズ企画。こんなのオタクは嬉しいに決まってるわけで。

薔薇を持ってサプライズでSexy Zoneをお祝いして感謝の気持ちを伝えられる場に居合わせられるってこれほど嬉しいものはない。

 

ただでさえオーラスで気分は高揚していた。

思い返せば初日の名古屋で感じたSexy Zoneの素晴らしさ、売れるという確信、今回のツアーの想いの詰まり方、演出、5人の強さ。

感動と成長を感じさせてくれるツアーの最終公演。入る前からこんなにも終わって欲しくないと願った公演は今まで無かったように思う。

 

5年間という短くもあり、でも色濃く誰の心にも残るこの5年間のSexy Zoneの活動の集大成とも言えるライブの幕が開き、1分1秒足りとも目を離してはいけないと思い目に焼き付けようと

 必死でした。

それでもオーラスという相乗効果で涙が滲んで仕方なくて。High!!High!!peopleで涙が滲む大惨事。

 

ダンケシェーンだって、5年前まで、なんならあの解体期にすらマリちゃんが横アリのステージでソロで歌う景色なんて想像もつかなかった。そんなマリちゃんが♪今この場所で歌えるなんて〜って口ずさんでる。その事実が嬉しい。

 

今回のツアーは「5人」がとても強調されているツアーで。だからこそオーラス公演では色々なことを考えさせられました。

 

 

まず一つ目はやっぱり解体期のこと。

解体期があったからこそ「5人」を強調する意味があって、ファンとしてもついてきて良かったって、そう思わせてくれる、Sexy Zoneのファンで良かったって思わせてくれるツアーで。

私は解体期に同情や可哀想っと思ったことは一度もなくて。現に聡マリちゃんたちは逆境ではなく「いい機会だ」と各媒体で言っていたのを覚えている。

聡マリちゃん達は圧倒的にJrとしての下積みが少ない。事務所がそこまでの意図があったかは定かではないが、だからこそ一度Sexy Zoneを離れて、裏方と言うよりJrというものを経験する時間が必要だと、当時から思っていた。

 だから私も聡マリちゃんにとって「いい機会」

 だと思っていた。

 

 

 

しかしそれはファンとしてのエゴだったのかもしれない。

今回のツアー本編の最後に1人1人挨拶する場があって。私はマリウス担なのでマリちゃんの挨拶しか覚えてないのが申し訳ないんだけど、オーラス公演以外マリちゃんは「人を笑顔にしたくて日本に来た。こうして目の前にいるファンのみんなが笑顔でいるのを見ると日本に来てよかった、これからも頑張ろうと思う(意訳)」みたいな事をずっと言い続けてきた。

けどオーラスは違った。

泣きそうになりながら、でも笑顔で「ボクが足を引っ張っていたこともあって」って、自分の足りなかったところを認めることができて、そんな自分を成長させてくれたのは他でもない4人で、これからもこの5人で頑張りたいという意欲を示していて。

そんなマリちゃんが、解体期発表の時も夏のガムシャラでも、去年のサマパラでも泣かなかったマリちゃんが、眉毛を八の字にして、頑張って泣くのを堪えていて。

あー、あの解体期って聡マリちゃんにとってただ「いい機会」なだけではなかったんだなって15.16歳の子たちが必死に涙こらえてしがみついてたんだなって思って、その反面やっと、やっと聡マリが「Sexy Zone」として涙を流せる時が来たんだなっと、もう何もかもが泣けてきた。やっと、あの解体期が消化されたんじゃないかなって、そんな風にすら思えました。

 

 

そして2つ目。これに関してはどちらかと言うと否定的な、悲観的な意見だとは思う。

正直、全員の最後の挨拶を聞いて、みんな「辛い思いや悲しい思いをさせてごめん」と直接的には言ってないけど、そう取れるような挨拶をしていて。だからこそ「離さない」や「ずっと付いてきて」や「一人も欠けちゃだめだ」とか「幸せにする」とか。まぁ重いな、と。

アイドルとファンってこんなに重かったっけ???なんかこのオーラス公演で婚姻届並の重要な誓約書に捺印押した感覚って言うのかな、義務感を押し付けられた感じというか。

 

 

 

私はこれまで、NEWSやSMAPの活動をリアルタイムで、ツアーにももちろん参加してたし、FCにも入ってたくらいの高い熱量で応援していて。その結果が解散だったり脱退で。その中で「僕達はファンの皆さんを幸せにします」的な発言は何度も見てきていて。それでもあーいう結果になる。

Sexy Zoneがそうなるとは今現在思ってないし、なって欲しくもないんだけど。

なんだろうな、私の性格なのかもしれないけど守りきれるか定かじゃない約束はしないで欲しい。結局悲しむのはファンだから。

 

 

その反面Sexy Zoneにファンを離しちゃいけない幸せにしなきゃいけない義務感を背負わせてしまってるファンとしても少し悲しくなった。

もっと気楽に、中島健人の言葉を借りるなら「少し肩の力を抜いてアイドルするのも、いいんじゃない?」って言ってあげたくなった。

まぁ二つ目に関しては全て私の自論でしかない。

 

 

そして最後に、やっぱりオーラスの薔薇に関して。
冒頭で散々オーラスの薔薇について触れてきましたが、こんな演出考えてくださったスタッフさんに感謝したい。と、同時にSexy Zone愛されてる、本当に。
普通15000本の造花の薔薇を集めるなんて、並大抵のことじゃない。5人のSexy Zoneで再出発することを、Sexy Zoneの5周年をちゃんとお祝いしたいというスタッフの気持ちがなければ今回のサプライズって出来ない事だから、Sexy Zoneって愛されてるよ。

 

あのアンコールでSexy Zoneが当時の衣装で出てきて、Sexy Zone(曲)が始まって、会場が照らされてみんなが薔薇を掲げてる姿を見るSexy Zoneの顔が本当に驚いていて、嬉しそうで、なんなら今でもあの時の光景思い出して泣けてくる。
Sexy Zoneの象徴が薔薇で良かったし、薔薇がSexy Zoneの象徴でよかった。
デビュー当時は薔薇を持ってるアイドルってなんだそりゃって鼻で笑ってたけどあんなに正々堂々と薔薇を持って、15000人と「空にかざした手」を忘れないで欲しい。
一生あの子達には薔薇を背負ってアイドルしてほしい。

 

 

 

オーラスに限らず今回のSTAGEツアーでは成長した5人を嬉しく思う肯定的で幸福的な感想と、それに対する否定的な感想をずっとグルグル考えていた。

だからこそこの記事も支離死滅な部分はお許しください。

 

結論、何が言いたかったかと言うと、

決して解体期が良いものでは無かったけど、あの時期が無ければ今回の、感動的でSexy Zoneを応援してきてよかったと思えるツアーは無かったと思う。アイドルに悲劇は付きものなのだと思う。

Sexy Zoneは解体期から最悪な状態を回避して、5人に戻ることができた。

だから応援される側も応援する側も、後ろを振り返るのは一旦辞めにして、前だけを、ひたすら前だけを向き続けて、薔薇を背負い幸せを与え続けるアイドルであって欲しい。

 

 

Sexy Zoneの未来に幸あれ。