I still love with you

好きなものを好きなだけ

見上げた空に流れ星

正直、はてブを書くか迷った。

でも、今のこの気持ちを残しておきたいので、はてブを開くことを決めました。

 

本題です。

二人が結婚を発表しました。

9月28日16時半ごろ。スマホを開くと、「櫻井翔相葉雅紀からのお知らせ」の文字。

この時点で選択肢は二つに一つ。結婚か退所か。この二人に限って後者の選択肢はあり得なかった(私の中で)ので、結婚したことを察しました。

いきなり二人での結婚発表。世の中では仲がいいなんて囃し立てられてるけど。最初はなんでやねーん笑って思った。まあ大役のオリパラ終わったしなーとも思う一方、二人一気に発表する必要性とは。

そして盛り上がる世の中。飛び交う祝福の言葉たち。

私はアイドルの結婚に対して肯定派ではあるけど、アイドルにとっての結婚とはリスクであり、商品価値を落とす行為であること、そして何より自担の結婚をお祝いすることはできなかったので、あの時の気持ちに自分の中で決着がついてなかったから全然祝福できなかった。自担を祝福してあげられないのに、二人の祝福なんてしたら二宮くんに失礼だと思ったから。

やっぱり二人が結婚するってなると、思い出してしまうのは自担の結婚な訳で、2年前のことなんて忘れたと思っていたのに、すぐに蘇ってきた。あのなんとも言えなくて、擁護もしてあげられなくて、祝福もできなくて、でも非難されている自担は守ってあげたくて。でも苦しくてつらくて。あの時期私はどうやって息をしていたのか、どうやって自分を保っていたのか正直覚えていない。とりあえず目の前にある札幌に行くことだけを考えて、気づいたら札幌にいたし、気づいたらライブが始まっていて、涙が溢れていた。懐かしいな。正直今回は俯瞰で見れた部分もあって、WSとか少し見れたんだけど、すごく祝福ムードで。私は二宮くんの時祝福ムードより非難されていることが多かったから何もかもシャットアウトしてしまっていて、WSでは果たしてどんな雰囲気だったのか知らない。今となってはせめて祝福されていたことを願いたい。

そんな祝福ムードを見て、なんで二宮くんはあんなに非難されなければならなかったのか不思議でならない。まあ正直、時期はめちゃくちゃ悪かった。アニバーサリーツアーの終盤もいいところで結婚発表なんて普通に考えて地獄よ。でも今となっては結婚してもアイドルであることは変わらないことを証明するためにはあの時期しかなかったと思ってるし、それを二宮くんは証明したと思ってる。結果論になるけど、二宮くんがあの時期に結婚していなかったら、今回の二人だって、このタイミングで結婚できていなかっただろうなとも思う。

それでも扱いは違う。その扱いの違いについても疑問に思ってしまう。

一つはメンバーのコメント。もう一つは潤ちゃんのブログ。

メンバーのコメント、全員が載せてました。普通そうよね、メンバーだもんコメント載せるよね。二宮くんはもちろん、潤ちゃん、おやすみしている智のコメントもあった。

なにこの待遇の違い。自担贔屓と言われても仕方ないけど、なんで今回は全員のコメントが載せられて、あの時は2人のコメントしか載せられなかったんだろう。冷静に考えたら、あの時期に結婚して、全員のコメントを載せる方が傷を抉るのかもしれないけど、それでもいいから載せて欲しかったし、憶測でしかないけどもし結婚に反対していてコメントを載せなかったのだとしたら、それこそ大人として、プロとして失格なのでは?と思ってしまう。二宮くんのコメントにあった「嬉しい報告に喜ばない家族(嵐)はいない」というコメントを見て、「皮肉か?」と思ってしまうほど。潤ちゃんのブログでのコメントも同じ。なぜ今回二人の祝福をしたんだろう。潤ちゃんに限って仕事に私情を挟むなんてことしないと思っているし、二宮くんの時は結婚のお祝いより目の前のライブのことしか考えていなかったと思っている。それならそれで今回も祝福の言葉はいらなかったんだけどね。

結局二宮くんの時にコメントを出した二人が、休止後に結婚を発表したし、なんなら年始には事務所に結婚の意思を伝えていたと言う。最後の最後まで嵐を繋ぎ止めていた様に表向きには見えた二人が、休止してすぐに事務所に伝えてたとなるとそれはそれで切ない。結婚するために休止をしたわけではないけど、休止したら結婚してもいいってわけでもないと思う。だからと言って結婚しちゃいけないって決まりもない。

何が正しいのかわからないけど、アイドルの結婚って難しい。

やっぱり勝手な思い込みはよくないって思っていても、結婚後の二宮くんは今までとちょっと違く見えてしまったし、正直結婚がよぎってしまう時もあったからすごくしんどかった。

それでも二宮くんはいつも通りでいようとしてくれたから、嵐の休止のきわのきわまで一緒に走り抜くことができたと思っている。

 

扱いが違うと言えば、番組からのお祝い。あれほど地獄はない。

幸い二宮くんは自分の番組でも年末の音楽番組でも祝われることはなかった。祝われないと言う観点で言えば不幸中の幸いなのかもしれないけど。唯一本人の肉声で報告したのがラジオだった。当時ラジオでした報告しないことに誠意がないと信じられないくらい叩かれた。でも私にとって本人からのラジオでの報告はトドメでしかなかったから。息の根を止められるトドメだった。結婚が受け止めきれなくて、目をそらし続けることで自我を保ち続けていたのに、本人から直接報告されるって、地獄だからね。誠意とかの問題じゃない。誠意とか言ってる奴らこの状況になってみろ?ってずっと思ってた。

それを今回番組でお祝いされるらしい。なんのために?誰が得するのそれ。

何度も言うけどアイドルの結婚はリスクであって、商品価値を落とす行為。それを覚悟で本人たは結婚する。わざわざ番組を通してお祝いする理由がわからない。やりたいならカメラまわってないところでやってください。お祝いしようって考える人の気が知れない。そのくらい他人が自担を祝福するところを見るって地獄なの。ファンは目を逸らしたい現実だから、お祝いできることが全てじゃないから。

 

 

支離死滅なんだけど、今回の結婚発表で私が思ったのは、誰であろうと私が応援してきたグループの誰であろうと、自担でなくてもやっぱりアイドルの結婚はお祝いできないし、これだけたくさんの夢を見させてもらって、楽しかった思い出の裏には私たちの知らない本人たちが人生を犠牲にしてきたものがたくさんあるのはわかっているし、その人の人生はその人のものだから結婚しないで欲しいなんてことは口が裂けても言えないけど、それでも祝福することは難しい。W発表史上初!とかそんな史上初いらないし、保身でしかないし、二人一気に発表したら傷がだいぶ薄れるとかそういうのいらんのよ、何その配慮。それもこれも二宮くんの時がすごかったんだろうなーと思ったら笑えてくるし、そういう変なところ学ぶの事務所らしくて笑った。

そしてやっぱり二宮くんの結婚を思い出してしまう、どうしても。そして比べてしまう。勝手に私が二宮くんの身を案じてしまっているだけで、当の本人は気にしてないんだろうけど。オタクってめんどくさい。

 

余談だけど、このタイミングで、なんでこのタイミングだったのか自分でもわからないけど、嵐の最後の開放についていた嵐ジオの花を歌う5人を見ました。やっと見ました。

今あの動画を見て思ったのは、私は「嵐が好きだった」と言うこと。そう過去形。

今私の好きは嵐が更新されることはなくて、好きな嵐は過去のものでしかなくて。

もちろん個人個人は好きだけど、私が好きなのは「嵐」なんだなと実感した。

だからといって結婚を祝福できるわけではないけど。

 

 

お願いだから、嵐はいつまでも私たちのアイドルであってほしい。

一旦その歩みを止めてしまったとしても、いつまでもアイドルでいてほしい。

嵐は私にとって輝きであり、憧れであり、そして一番大好きな人たちだから。