I still love with you

好きなものを好きなだけ

2019.06.27の思い

あらし。

ベストアルバム 「5×20 All the Best 1999-2019」

発売おめでとう。

嵐の全てが詰まった。まさに嵐の集大成。

凄まじい勢いで、まだ発売2日目なのに既にミリオンを達成しそうな勢い。

初日売上記録を自身で更新した嵐。

嵐の記録を塗り替えられるのは嵐しかいなくて。

それだけ嵐って愛されてる。

 

ベストアルバムには、今回のツアーで披露された「5×20」が収録されていて。PVまで収録されていて。

これまでの嵐の軌跡とも言えるライブクリップが付いていて。

嵐の優しさがこれまでかってくらい詰め込まれた、そんな素敵なアルバムで。嵐の優しさを心から感じた、嵐のファンで、ここまで10数年嵐と歩んでこれて、心から嬉しいと思った。

 

 

でも正直、ベストアルバムが発売されて、PVを見て、嬉しい気持ちより悲しくて辛い気持ちが上回った。

嵐が嵐自身を終わらせようと、終わりを見据えているように思えて。

 

 

私自身、幼くて重くて自己中心的で聞き分けが悪いから未だに、嵐が活動休止する事実を受け入れていません。

 

きっと"活動休止"がなければ、楽しくて嬉しい20周年を迎えていた。嵐にたくさんのおめでとうとありがとうとこれからもよろしくねって、だいすきだよって気持ちをありったけ伝えていた。

メディアで、"活動休止"を枕詞に付けるのが好きじゃなくて、自分自身もふとした瞬間に"活動休止"が過ぎってしまうのが辛い。

"活動休止"をしてしまう事実がすごくつらい。

 

もちろん、嵐が2年近くの時間を使って、話し合って、誰にも相談せず、話し合い続けて、嵐自身が納得する落としどころを見つけて、私たちファンに2年という猶予を与えてくれたことも、それは全て嵐が嵐のために決めたことであって、全てが優しさであることは理解している。

理解してるけど。

5人でいる姿を見ると、とってもしんどい。苦しい。悲しい。

だって5人が楽しそうなんだもん。

"活動休止"する5人には到底見えなくて。

だからふとした瞬間に過ってしまうのが辛い。

 

 

同じ頃、嵐の会報が届いた。今回はさとしのプロデュースで、もちろんさとしの100問100答が記載されていて。

そこに書かれていたのは、「見られることが嫌い」とか「好きなことは自由」とか、もっともっとあったんだけど。

これが"活動休止"の始まりなんだろうなぁって。

 

二宮くんが、会見で「誰か1人が責められるのは不本意(意訳)」って言ったことは理解した上で言うけど。

最近さとしを見ると、「どうして?」って思いが強くなる。

 

けどその答えがあの"100問100答"なんだと思った。

人に見られることが苦手なさとしが20年も人に見られる仕事をしてきたことがどれほど大変だったか、苦手なものとずーっと隣り合わせだったさとしがどれだけ大変だったのか、私たちには分かり得ないけど。

 

でも、私には、テレビの前に立つさとしも、ライブで笑顔を振りまいて、キレッキレのダンスと綺麗な歌声で魅せるさとしも、嵐と一緒に笑いあってるさとしも、どれも楽しそうだった。

もちろんそれがプロだとは思うけど、そんなこと言われたら、私たちの前に立つさとしも偽物だったんじゃないかって思う気持ちが強くなる。

 

 

それと5×20のPV。最後の場面で5人で果てしない海を、地平線を見つめる嵐。それはとても儚げで、今にも風とともに消えてしまいそうな5人が言い放った「ありがとう」って言葉。

 

その言葉は何に対する「ありがとう」で、どういう意味の「ありがとう」なの???

 

人に見られることが苦手なさとしと、5×20で言い放った5人の「ありがとう」

 

嵐はもう二度と戻ってこない気がして。

嵐が嵐自身を綺麗な形で、嵐を閉じ込めようとしている気がして。

 

それがとてつもなくつらくて。

 

 

このアルバムが発売されたころ、「嵐は、嵐と共に心中しようとしている」って言うのをとある誰かが言っているのを聞いて、そのとおりだと思った。

嵐は嵐自身と心中するつもりなんだ。

 

 

それなのに。

嵐はいつも通りの5人で。

そんな素振りは一切見せなくて。

嵐は嵐のためにこの2年間を走り抜けてるのかもしれない、なんて思っていて。

 

5×20だって、初めて聞いた時は「嵐とファンの曲」って解釈してたけど。

違う。

「嵐の嵐のための嵐に向けた嵐への曲」だ。

 

"5 and you×20"

なんて言うけど、1ミリたりともファンを内側に入れようとはしなくて。

嵐自身が嵐と過ごすための2年だったのかもしれない。

 

だからこそ悲しくてつらくて痛い。

 

終わりに向けて走っているようで。

もう戻ってくるつもりもなくて。

 

だから、全て、今嵐として出来ることを全て回収しているようで。

嵐を全うしているようで。

 

そんなつもりは無いかもしれないけど、やっぱり"活動休止"が過ってしまう以上、そう見えてしまう。

 

こんなに苦しくてつらいなら、活動休止しますって急に発表して消えて欲しかった。

だって、猶予がある分、この2年間が1番辛い。

 

嵐が嵐と過ごす2年間であり、ファンへの心配りなのかもしれないけど、優しさが辛い。

嵐の優しさが痛い。

 

だからといって、急に活動休止されても絶対納得しないけど(笑)

 

 

嵐は本当に優しい人たちだ。

優しすぎて逆に心配になるくらい。

君たちは大丈夫なの??嵐が活動を休止してしまって、本当に大丈夫なの??って。

あんな楽しそうな姿を見ていると勝手に心配になる。

 

さとしは良くも悪くも頑固な人だから、2年間の猶予があったとしても、気持ちが戻ることはないんだろうな、と思うとますます嵐は帰ってこないんじゃないかって思ってしまう。

 

逆にほかの4人は、この2年間を通して、やっぱり嵐として前に進みたいって、活動休止したいって思ってしまわないか不安になる。

1度決めたことはやり通すカッコイイ人達だって10何年も見てきたら分かってるけど、2年も猶予があったら、1回はそんな気持ちになってしまうんじゃないかって、私がしんどくなる。

 

 

それなのに、さとしもほかの4人もファンにすごく優しくしてくれる。

これでもかってくらい。

もうすでにあらしの優しさで溺れそうなくらい。

だけど、迫り来るその時になった時の喪失感が怖くて。

嵐はこんなにも優しくしてくれるのに。

私が受け入れられてない。

優しくされればされるほど、終わりが悲しくなるから。

 

 

 

こんなファンでごめんなさい。

私はまだ受け入れられそうにありません。

往生際の悪いファンでごめんなさい。

 

だけど。

嵐の走り抜けるその姿をしっかりと見届けたいと思っている私もいて。

悲しくて切なくて辛くて苦しいけど、嵐が嵐自身のために決めたこの決断を、しっかりと見届けたいと思っている私がいて。

 

だから、私は、辛いけど、この嵐の優しさに溺れ続けたいと思う。溺れ続けていこうと思う。

今はまだ受け入れられないけど、今しか見れない嵐を、活動休止なんて枕詞関係なく今しか見届けることが出来ない嵐を見続けていきたいと思う。

 

 

 

 

2019.06.27に記して、下書きに残されていた私の思い。

下書きが供養されないの切ないから、今頃アップしました。

結局何が言いたかったのか分からなくなってしまったけど、結局のところ私は嵐が大好きだし、あんなに文句垂れてても今更離れるなんてこと出来ないし。

嵐には世界一幸せになって欲しいし、もうこの際ファンなんて視界に入れなくていいから納得が行くように嵐らしくいてほしい。

それをちゃんと見届けるから。

 

 

締め方分からなくなったけど、結局私は今日も明日も明後日も。ずっと嵐が好きなんだな。

 

だからさようならだけは言わないでね。